教員の紹介

狩野 雄 [かのう ゆう] 教授

狩野 雄 教授
連絡先
kano_yu★mukogawa-u.ac.jp
(注)★を@に変えてお送りください。

 言葉の向こう側に行ってみたいのですが、どうもそれは、言葉ときちんと向き合うことでしかなし得ないようです。ぼくの場合は、漢字や詩文が向き合う対象になるのですが、これがなかなか難しい。
 ここのところ、中国古典のなかに見える匂いの表現を追いかけてきました。匂いを通して少しでも作品の内側に湛えられている何かに触れたいと考えたからです。
 みなさんも知性と感性を精一杯澄ませて目に見えない何かを探してみませんか。言葉の向こう側の一端が感じられるかも知れません。

担当教科 漢文入門、漢文学講読Ⅰ・Ⅱ、中国語概説、東アジア思想文学Ⅰ・Ⅱなど
専門領域 中国古典文学
所属学会 日本中国学会、東方学会、中国文史哲研究会、六朝学術学会、三国志学会など
経歴 東北大学文学部卒業
東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学
東北大学大学院文学研究科助手(2001~2002年度)
相模女子大学学芸学部日本語日本文学科専任講師~助教授・准教授~教授(2003~2018年度)
主な業績 ・『杜甫全詩訳注(二)』(共著 講談社、2016年7月)
・『『隋書』音楽志訳注』(共著 和泉書院、2016年2月)
・「芳る祖国――陸機「悲哉行」の芳香表現をめぐって」(東北大学中国語学文学論集第23号、2018年11月)
・「時を超える匂い――孫呉の感覚世界について」(三国志研究第13号、2018年9月)
・「谷と蘭――陸機「贈潘尼詩」をめぐって」(日本中国学会2017年度研究集録「中国古典における精読の探求」、2017年10月)
・「芳りと響き――二陸の詩歌作品に見える感覚表現」(東方学第129輯、2015年1月)
・「謎の蘇合香――二つの異聞のはざまで」(未名第31号、2013年3月)