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小泉 京美 [こいずみ きょうみ] 講師

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大正から昭和にかけてのアヴァンギャルド芸術やモダニズム詩を中心に、日本の近現代詩の研究をしています。日本の近現代詩はすでに一世紀を超える歴史をもっています。その歩みは、いつも異文化との出会いとともにありました。また、詩は文学だけではなく、音楽・美術・映画・写真など、さまざまな芸術領域と互いに影響し合いながら、その交通の中で発展してきました。国や地域を越えた異文化との出会いや、文化や芸術の領域を越えた関わり合いの中で、日本の近現代文学がどのようにかたちを変えたかということに関心があるために、日本人の異文化体験、植民地の日本語文学、文学と美術の関係など、様々な研究領域に足を踏み入れることになりました。
みなさんにも日本の近現代文学が生み出した多彩な表現にたくさん出会って欲しいと思っています。そして、その出会いが、自らのあり方を問い直す契機になるような、驚きと可能性に満ちたものになることを願っています。

担当教科 日本近代文学概論、近代文学講読、日本文学特講、など
専門領域 日本近現代文学
所属学会 日本近代文学会、昭和文学会 日本文学協会、など
経歴 東洋大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程単位取得満期退学
日本学術振興会特別研究員(PD)
博士(文学)取得
武庫川女子大学短期大学部講師
主な業績 著書
『〈異郷〉としての大連・上海・台北』(共著、勉誠出版、2015年)
『両大戦間の日仏文化交流』(共著、ゆまに書房、2015年)
『満洲のモダニズム』(単著、コレクション・モダン都市文化 第85巻、ゆまに書房、2013年)
『美術と詩Ⅰ』(単著、コレクション・都市モダニズム詩誌 第18巻、ゆまに書房、2012年)
『満鉄と日仏文化交流誌「フランス・ジャポン」』(共著、ゆまに書房、2012年)
『短詩運動』(単著、コレクション・モダニズム詩誌 第1巻、ゆまに書房、2009年)
論文
「萩原恭次郎・岡田龍夫『死刑宣告』論―関東大震災後の詩的言語とリノカットをめぐって」(『日本近代文学』2015年5月)
「アヴァンギャルドの地政学―日本の前衛詩運動と植民地空間」(『東洋通信』2014年10月)
「故郷喪失の季節―満洲郷土化運動と金丸精哉〈満洲歳時記〉の錯時性」(『フェンスレス』2014年6月)
「まなざしの地政学―大連のシュルレアリスムと満洲アヴアンガルド芸術家クラブ―」(『アジア遊学』2013年8月)
「「満洲」の白系ロシア人表象―「桃色」のエミグラントから「満洲の文学」まで―」(『昭和文学研究』2012年3月)
「滝口武士『亜』から『蝸牛』への行程―変容する「外地」の風景―」(『日本近代文学』2010年5月)
「『亜』の風景―安西冬衛と滝口武士の短詩―」(『日本文学』2010年2月)