2月24日(日)に本学能楽部の自演会が西宮能楽堂であり、
日文学科の学生が活躍しました。
自演会では仕舞や素謡など、OGも交えて様々な演目が行われ、
そのなかでも日文の学生は素謡と、
お囃子(太鼓・鼓・小鼓・笛)の演奏に合わせて舞を舞う舞囃子を演じました。

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能は日本の伝統芸能のひとつであり、演目のストーリーには
さまざまな日本の古典文学や伝承、中国の故事などがふまえられています。
自演会で披露された演目をいくつか紹介しましょう。

【演目紹介】
~「胡蝶」「猩々」「須磨源氏」~

「胡蝶」は胡蝶の精がシテ(主人公)のお話です。
梅の花と縁がないことを嘆いていた胡蝶の精が、法華経の功力により梅の花とも縁を持てたことを喜び、
花と戯れたのち霞に紛れて消えてゆきます。
この「胡蝶」は、『源氏物語』の「胡蝶」の巻や中国の故事「胡蝶の夢」をモチーフにした作品となっています。

「猩々」はお酒の大好きな猩々という精霊がシテのお話で、祝言にも使われるおめでたい曲になります。
猩々とは古代から中国に伝わる妖怪の一種ですが、ここでは精霊として現れ、そして猿顔なのに山ではなく
水中から出て来るという少し変わった性質を持つ存在となっています。

「須磨源氏」はシテである『源氏物語』の主人公・光源氏(の霊)が華やかな舞を舞う、須磨の浦が舞台の演目です。
そのため、『源氏物語』の作中に登場する有名な「若木の桜」も登場します。
舞囃子では兜率天という天上世界から現世にやってきた光源氏の霊が月光のもとで舞う場面を演じました。

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能楽部の活動は、日本の伝統芸能を身近に感じることができるすばらしいチャンスです。
ぜひ次回の自演会へ、または部室へ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

自演会の様子は大学HPにも掲載されました。リンクはこちらから↓
https://www.edusys.jp/mukogawa-u/publicity/newsdetail?id=3080